2016年8月26日金曜日

■クーラーなし無垢材健康住宅20年目の後悔・反省・・・風が流れる大きな吹き抜けリビングには太い柱とクロス梁の耐震補強追加!



このエコ無垢材健康住宅は、神戸阪神地震、東日本地震の揺れを経験しています。
被害もなく、モノも落ちませんでしたので、建築基準の性能は発揮しています。

外壁の柱、壁の構造は1.5倍の構造材を採用、二階の壁、柱が一階の壁、柱の上に荷重が乗るように設計。窓の位置も一階、二階をそろえて、耐震強度が弱くならないように設計した。

これだけやっても、次の関東地域の大地震に耐えられるかを考えると、欠点が見つかる。
住まいは完成して住んでみて「やっておけばよかった」が見つかることが多いものです。

リビングの大空間は流れる風を計算、暖気が一階から二階に上がり、二階の窓、トップライトから逃げるように設計した。
部屋を明るくする効果。
暖房の効率化(大空間は暖房効率が悪いと言われていますが、家の中全体を暖かい空間にするには効率が良いですよ。)
冷房の効率化(ほとんどクーラーはつけませんでしたが、イギリス系ゴールデンの、体力が弱った時、高齢になった時には稼働させました。その時も一台のクーラー稼働で賄いました。)

■計画している耐震補強改修、リフォーム工事
この部屋の南側の壁の中には太い柱が入っている。さらには、リビングの北側、この写真で見ると、左側の二階天井に届く通し柱の位置。

この南の壁、北の柱に沿わして太い柱を立てて、その柱をクロス状に筋交を入れて補強したい。
当方構造計算は素人ですので、専門家の意見を聞いてから、この耐震補強を実現したいと考えています。



■追記・・・20年住んだ経験から、吹き抜けの空間はお勧めです。(大きさは、各々規模に合わせることで。)

住まいを建築中の皆さまには、一階、二階を繋げる、吹き抜け、玄関ホール、階段室、廊下を繋げるオープン設計を採用して欲しい。
大きな吹き抜けは、開放感、暖気の上昇、外部への排出。
子供との会話、存在を感じる、家族の団らん、繋がりをつくる空間としてオススメ。

この吹き抜け、オープン設計は、高齢になっても、声、姿、存在が感じられる。手すり、歩きやすさ、介護のしやすさ、便利な空間です。
さらには、二人になっても、開放的な空間はデッドスペースが少ない。

家を有効に使えますよ。




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